椎間板ヘルニア
人間の背中には、背骨があり中に神経が通っています。
そして、背骨と背骨の間には、クッションの役割をしている椎間板という軟骨があります。
この軟骨が変形して一部の成分が飛び出てくると、背骨の神経を圧迫します。
症状としては腰や臀部が痛み、下肢にシビレや痛みが放散したり、足に力が入りにくくなります。
また、背骨が横に曲がり、動きにくくなり、重いものを持ったりすると痛みが強くなることがあります。
「腰痛診療ガイドライン」(監修:日本整形外科学会・日本腰痛学会2012年)によると「病院の検査で明らかな原因がない腰痛の85%は正確な判断が困難」とあります。驚くべきことに、整形外科医自身が「腰痛の原因は不明だ」と認めています。
またある論文(1995年に国際腰痛学会)によると、腰に痛みを感じていない健康な人を調べた結果、椎間板ヘルニアが76%の人に見つかったと報告されています。
そうであるならば画像診断によりヘルニアが認められても、あなたの腰痛の原因かどうかはわからないのです。
つまり病院の画像検査だけでは腰痛の原因を突き止めることはできないということなのです。
画像診断にヘルニアが見つかり、さらに腰痛やシビレがあれば「椎間板ヘルニア」などと誤診されている事実があります。
私の臨床での経験や他の治療家の先生達と症例を収集した結果「脊柱管狭窄症の痛み」が出ている場所は痛みの原因でないことが分かってきました。
「椎間板ヘルニアの痛み」の原因は、背骨の中で神経が椎間板ヘルニアに圧迫されていると言われてますが、実は椎間板ヘルニアと診断されていても背骨の中で神経を圧迫することによる痛みではなく、筋肉そのものが痛みを出していることも臨床上よく見られる事実なのです。
つまりあなたの「椎間板ヘルニアの痛み」が改善しないのは、治療すべき場所が間違っているからです。
「椎間板ヘルニアの痛み」のある場所にいくら湿布やマッサージをしても効果がないのは当然です。
あなたの痛みの原因とは全然違う場所を治療しているかもしれないからです。
当院では椎間板ヘルニアに特化した検査法を用いて原因を徹底的にお調べいたします。
あてずっぽうなマッサージとは違い、原因になっている場所をひとつひとつ施術していくので、結果に対しても安心出来ます。
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